2023.05.20-21 福島170便(長井市田植え)個人便 報告

■活動の概要

 

鈴木酒造店 長井蔵とのご縁で、長井市で行われる「『甦る』田植え」イベントに参加しました。個人便のため、交通、宿泊とも各自での手配、支払いです。

 

(01)活動日:2023年5月20日(土)-21日(日)

(02)天 気:晴れ

(03)参加者数:4人

(04)移動手段:電車、現地ではレンタカー利用

(05)活動内容:田植え、懇親会

(06)活動者数:kfop 4人、ほか多数

(07)立寄場所:長井ダム

(08)特記事項:現地までの交通と宿泊は各自手配

 

■行程

 

●1日目

13:00 現地集合、田植え~15:00 各自移動(入浴とチェックイン)~16:10 鈴木酒造店長井蔵の見学~17:00 まち歩き(黒獅子まつり見学)~18:00 懇親会~20:00 解散(自由行動) 

●2日目

宿泊先を出発~長井ダム三淵渓谷ボートツアー~なごみ庵(昼食)~解散 

 

■背景

 

鈴木酒造店は浪江町で長年にわたり酒造りをされていましたが、津波による酒蔵の流出、原発事故による全町避難を経て、避難先の山形県で、廃業された酒蔵を引き継いで「鈴木酒造店長井蔵」として酒造りを再開しました。2021年3月には、浪江町でも酒造りを再開されています。

長井市では、レインボープラン市民農場を始めとする現地の方々、福島から山形に避難された方々とのつながりで、山形の在来品種「さわのはな」を栽培し、それを原料とする「甦る」という銘柄の酒を造られています。今回、その「さわのはな」の田植えに参加させていただきました。

田植えイベントは、レインボープラン市民農場、きびたき長井甦るの会との共催です。また、やまがたアルカディア観光局も協力しています。

 

■活動の詳細

 

田植えの集合場所である長井市中央地区公民館に12:30に集合し、川沿いにある田圃の前で苗の植え方のレクチャーを受けてから、さっそく田植えに取りかかった。コロナ禍によるさまざまな制限が緩和されたこともあり、東京から貸切バスで駆け付けた方々もおられた。多くの方が参加されたこともあり、田植えはスムーズに終わった。

 

田植えの後はいったん入浴して着替えてから酒蔵に再集合し、まずは蔵の見学をさせていただいた。その後は、ちょうと「黒獅子まつり」が開催される日でもあり、まち歩きをしながらお祭を楽しんだ。そのまま、懇親会の会場である中央会館に移動して、長井の郷土料理や鈴木酒造店のさまざまな銘柄のお酒で盛り上がった。

 

翌日は、農家レストラン「なごみ庵」でのランチを予約していただいていたが、それまでの間に長井百秋湖(長井ダム)三淵渓谷ボートツーリングに出かけた。これは、船外機のついたゴムボートに乗船してのガイド付きツアーで、卯の花姫の悲話や長井ダムの解説などを聞きながら、新緑がまぶしいダムと、神秘的な渓谷を楽しんだ。なごみ庵では、地元の野菜をふんだんに使った美味しいランチがいただける(要予約)。

 

長井は美しい山並みに囲まれ、水が豊かな町です。観光や地元産品のショッピングも楽しめますので、ぜひ訪れてみてください。

(報告:東)