2015.04.24-25 福島49便(南相馬22号)報告


2015年度の福島49便(南相馬22号)、福島50便(南相馬23号)、福島51便(南相馬24号)は、赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」の助成を受けて実施しています。

 

当会活動は

参加者の方には福島への想いと少なくない参加費をご負担いただいています。

ご支援の皆様には福島への想いと多くのご寄付で支えていただいています。

参加者、当会の会員、登録メンバーの皆様に支えられ、活動できていることに感謝いたします。

 

そして、それでも運営費用は十分ではありません。

今回は「赤い羽根」の助成金を受け、4月、5月、6便は活動できることになりました。

さらに続けて行きます、続けて行けるために

・一人でも多くの皆様にご参加いただき、現地をご自身で感じていただきたい。

 ⇒ ご参加お待ちしています。

・さらに、ご支援を広げていただきたい。

 ⇒ ご寄付でのご支援もお願いします。


《活動の写真について》

被災された方々の心情に配慮し、参加者による活動中の写真撮影は原則として禁止としています。

ただしホームページでの活動報告に限り、現地の状況を知っていただき、関心を持ち続けていただくことを目的として、ご依頼主のご了解のもとで撮影、掲載させていただいています。


活動の概要 

平成27年度の活動第1便です。

帰路は、今年度も道の駅「安達」千恵子の里に立ち寄り。

(1)活動日 :2015年4月25日(土)

(2)天 気 :晴れ

(3)スタッフ:戸沢、なべ(緑のビブス)。

(4)参加者数:19人(女性:6名男性:13名)

(5)現地往復バスNO:203、現地内移動レンタカー:1台。

(6)活動内容:南相馬市小高区、お宅の片づけ(家屋内外)。

 ※:参加者数はスタッフを含む

 

活動の状況

 

今回の作業は、関東に避難されている方のお宅の片付けです。

神奈川にご縁があり、当会スタッフの知り合いでもあり、神奈川県内で行っている避難者の皆様の交流会にもお越し頂き、ご本人様と現地の社協ボラセンと調整の上、今回、神奈川の私達でお手伝いさせて頂くこととなりました。

 

当日は、ご依頼の方と現地で待ち合わせさせていただき、私達と当日個人参加の方と合わせて30名程で一緒に作業させて頂きました。

 

主な作業は、家屋内の片付けです。ご依頼の方が何度かご自宅に戻り、残すもの、そうでないものの区分けはされていましたが、30人相当の作業ですので相応のボリュームはあります。燃える物、燃えない物、大きな家財、家電品などに分別・分類し片付けを進めます。

・仏壇:お寺のご住職がお越しになり、供養されました。

・写真:先代の写真など、ご依頼の方へ。

やむを得ずほとんどを廃棄されます。ビニール袋、割れ物は麻袋にいれて、回収が出来るようにまとめます。回収の日程は現地の状況で中々決められないようです。

いつもながら、なんとも言いようはありません。

 

予定通り作業は進み、庭も綺麗にさせていただき、ご依頼の方に確認をしていただき、作業は終了となりました。お疲れ様でした。

 

終わりに、ご依頼の方より、”沢山の方に手伝っていただいて、綺麗にしていただいた”と感謝の言葉をいただきました。

ご依頼の方は、ご自宅を綺麗にされ、次へ、次への一歩を進まれると思います。

復興の形も人それぞれに色々あるものと思います。

 

参加者アンケート(抜粋)

()内が有効回答数です。

 

(1)参加のきっかけ

a(15)福島でお手伝いしたかった

c( 6日程・行程が合った

(2)情報提供

a(15)丁度良かった

(3)活動内容・時間

a( 7)非常に満足  b( 8)満足

(4)活動時間について

a(15)今回と同じがよい  c( 1)参加費は10,000円以下がよい。

(5)今後もkfopのボランティアバスに参加しようと思いますか(遠慮なく)。

a(16)参加したい(もしあればなぜ?)

・活動量が適当だから

出来るだけ福島に来たいので

・福島の支援をしたいので

・日程、皆さんの人柄も優しく、また混じらせて頂きたいので

・まだまだ福島ではお手伝いすべきところが沢山ある 

 b( 0)参加したくない

  

(6)今回の活動に参加しての感想、ご意見、伝えたいこと

初めての方が参加してくれたことが良かった。

・ボランティアとしてお手伝い出来ただけでなく、被災地の状況を知れて大変充実した一日でした

・福島は宮城県・岩手県に比べて復興が遅れている、その状況をもっと伝えてもらいたい。

⇒ありがとうございます。HP、講演会、総会などで伝えて行きたい。

・天気も良く、綺麗に仕事が完結できて気持ちが良かった。

・家主さんが福島に戻らないのは残念である。

⇒復興の形も人それぞれにあるものと思います。

・直接現場に行ったので時間のロスが無かった。

⇒今回は、当会スタッフに繋がるのある方のお宅の片づけとして諸々調整が利き実現しました。

仮設住宅という題の詩、何方が書かれたかわかりませんが、このような詩を読むと、今の仮設住宅にお住いの方の現状が伝わってくる。

少しでも福島のためになんて思いますが、自己満足の自分が悲しく、こんな苦しい思いをしている人がまだ沢山いるのだと改めて思い知らされる。

誌『だれかここからだしてくれませんか、あとどの位居れば良いのですか、もう勘弁してもらえませんか

コンビニの弁当にカップみそ汁、何かあった訳でもなく、何かあるわけでもなく、ただ今日が終わる

焼酎のお湯割りに愚痴をかき混ぜて、”寂しくなんかないさっ”とつぶやき独り言い、僕はもう年をとりました』

⇒「なんじょすっぺ」南相馬市小高区から鹿島の仮設住宅で避難生活をおくられているFさんの詩集です。

⇒当会の仮設訪問の状況も少し紹介しています(”悔しい”その一言)。

・貴重な経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。人の力のすばらしさを感じました。一日も早く、福島の人が戻れることを願っています。

⇒「福島の人が戻ってくることを~」これは、私達の勝手な気持ちですね。環境・立場により様々あることも知って行きましょう。

・代表を中心に参加者の想いで活動が成り立ったのだと改めて実感した一日でした。

⇒スタッフ、参加された皆さんの力ですね。

・まだ当時の状況を残した家屋や人の生活感のない区域には、心が痛む思いでした。この現況を多くの方が知ってもらえたらと思います。

⇒参加された皆さんから、お一人、またお一人へとお伝え頂けたら・・・(押しつけはしないでね)

・今回、一緒に作業して下さった中に、横浜からマイカーで来ている方がいて「どうやって来てるの?」とkfopのことは知らない方が一般で参加している中にも居るんだと思いました。

・現地のごみ分別ルールを常連さんより指摘頂いたこと、改めて。

⇒何事も慣れに走らず、常に丁寧に、のお気持ちのご指導と思います。特に当会の活動時間が限られていますので、尚更丁寧に、ですね。

・作業量が多かったが、終了して良かった。

⇒本当ですね、マッチングで作業現場の写真を見たときに、これは当初の想定ボリュームでない。と感じました。

・みんなでやる力を感じました。最初心配していたのがウソの様でした。家主さんのお話をもっと聞きたかったです。昼食・トイレの関係もあり社協に戻ってしまったから時間が無かったのですね。

・バスでなべさんの話が良かったです。横浜に帰って福島に心を向けている人をもっと作りたいと思っていますが難しですね。でも福島を伝えたいと思います。

⇒お話はお聞き頂きたかったです。諸条件にて。「難しい」ではなく、知って・正しくお伝え頂ければ、丁寧にお伝えください。

・一年ぶりの参加でした、ご依頼主さんも東京の避難先から駆けつけてくださり、お会いすることが出来て良かったです。

・戻ることは出来ないとの事ですので、思い出の多いご自宅の片づけを少しでもお手伝い出来たのかと思います。

・今回2回目の参加です。今回の行く途中では、いたるところで除染作業中の赤い三角の旗がひるがえっていたのを見て、まだまだと言う印象を受けました。

 

(7)今後について(今後の活動に期待すること)

・帰還される、されないにかかわらず、時間の制限の範囲でできるだけ。

・丁寧でパーフェクトな作業をしたい(個人の思い)。

・常連向けの活動の他に、初めての方が参加しやすい活動を企画すること。

⇒平成27年度は、講演・仮設訪問・コットン・視察研修(4/11実施)を追加して行きます。

・今後も福島での活動を継続してもらいたい。

・福島へバスを続けてください。スタッフのご苦労には感謝!。

・今後も継続してほしい。

・新聞・TV・ラジオ等広報活動。

・ニーズのある限り、定期的にバスを出してほしい。

・現地の状況などを知るなどの研修を企画していただきたいです。

⇒平成27年度は、講演・仮設訪問・視察研修(4/11実施)を追加して行きます。

・継続と発展、具体的ではなくすみません。

・対象を広げた活動を企画してもらうとか。

・参加者が増えるように継続して。

・長く続けて欲しい。

・質問:家の片づけの希望が少ない、希望を募ります、と言っていたのはどういうことなのかな?現地のニーズは?

⇒ニーズ拾いのマンパワー、情報の伝え方、継続課題です。

・「継続は力なり」かな!

・地元の方のニーズをお聞きし、活動されているので、今後も長く続けて頂きたいと願います。

 

(8)今回便の参加者状況(回答数より)

性別 男性(11)女性(4)

年代 20代(1)30(1)40(1)50(5)60(6)70(1)

職業 会社員(2)自営業(2)パート(3)家事専業(1)定年後(2)学生(1)フリー(0)その他(1)

経験 はじめて(2)2-3回(1) 4-5(3)6-9(2)10回以上(8)

 

収支

収入 支出
費目 計画 実績 費目 計画 実績
参加費 230,400 243,200 活動費※2 295,716 286,649
助成金※1 70,000 70,000 - - -
収入計 300,400 313,200 支出計 295,716 286,649
収支※3 4,684 26,551

※1助成金:赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」の助成金

※2活動費:バス代、高速代、バス運転手の仮眠所代、現地移動用レンタカー代

※3収 支:収支残額は次回バスに充当します。

 

■最後に

平成27年度も活動を続けていきます。

本年度、来年へと、避難されている方にとって大きなうねりがあると思います。

私達は、現時点でできることを進めていきます。

 

多くの皆様に関心を持ち続けていただきたいと思います。