2016.11.25-26 福島68便(南相馬37号)報告


本活動では、azbil みつばち倶楽部 様、端数倶楽部 様のご支援金を活用させていただきました。


活動の概要

(01)活動日 :2016年11月26日(土)  

(02)天 気 :晴れ 

(03)バススタッフ:長崎、柿木 

(04)活動スタッフ:戸沢

(05)軽トラ:後藤 

(06)レンタカー:田村、石田 

(07)ビブス準備:長崎 

(08)参加者数:15人(女性:7人、男性:8人) 

(09)現地往復:小型観光バス、No:207、運転手:橋爪さん、大西さん 

(10)現地移動:レンタカー:2台(イツモレンタカー南相馬原町店) 

(11)バス仮眠:もりのゆ湯多利亭(日中仮眠、布団、お風呂付)

(12)活動場所:南相馬市小高区 

(13)活動内容:庭・畑地の草刈り(2か所)、屋内の片付け・家具の移動など

(14)機器取扱:チェーンソー(後藤、学、一般参加者)※資格有、経験者 

(15)活動者数:21人程(常連さん、個人参加者の方などとご一緒) 

(16)立寄風呂:南相馬ビジネスホテル高見(入浴500円)

(17)立寄箇所:東町エンガワ商店 

(18)特記事項:東町エンガワ商店で、酒・アイス饅頭など各自で購入していた。

 

活動の前に

活動に先立ち、北萱浜の稲荷神社の慰霊碑(震災関連でお亡くなりになった方含め53人の方のお名前が刻まれている)、原町区萱浜の綿津見神社に建立された慰霊碑(同地区では津波で109世帯中72世帯が家を流され77人が亡くなり・行方不明になった)、小高区塚原の塚原公会堂の隣に建立された慰霊碑(16人が亡くなられた)に立ち寄り、参加者全員で黙祷させていただきました。

 

活動の状況

 

今回の作業はお宅の草刈りと屋内の片付けおよび家具の移動で、ご依頼主様の立会いの下で、当会と一般の方も加わり、また、今回も、地元のTさんが刈払い機を持って応援していただき、合計22名で作業した。草刈作業は母屋東側の果樹園と西側の畑地の2か所であり、刈払い機6台で作業した。

 

家屋内の片付け作業は、母屋および東側平屋建ての解体に先立って廃棄する家具を可燃物・不燃物・電化製品に分別して袋に入れ、廃棄物処理日まで東側平屋建ての家屋に仮置きした。また、ご依頼主が再使用する予定の由緒あるような家具・大型洋服箪笥・テーブル・鏡台などと、野馬追関係の用具・馬具・美術品、肖像写真などは母屋南側別棟の雨漏りなどの心配のない物置に運び入れて、整頓して仮置きした。このお宅では、2017年3月の避難指示解除に備えて何度か屋内の片付けや庭の手入れを行っていた様子で、広い屋敷と多数の片付けもの、保存物などがあったが、ほぼ依頼された作業は完了することができた。また、依頼されてはいなかったが、草刈後、庭の植木の一部選定なども行った。

 

作業終了後、ご依頼主は、「これで帰還へ向けての心構えが固まった」と挨拶された。

 

なお、活動場所の近くのに6号線沿線に11月25日、ファミリーマートが開店していた。我々がボランティアと聞いて、店員がびっくりしていた。

 

バス車中で「ふりかえり」

・作業終了後、依頼主は「家族3人では何もできないが、おかげさまですっかり片付きました。」と感謝された。また、飲物も沢山用意していただき、帰り際には御礼も出されようとしたので、ボランティアですと、丁重にお断りした。

・母屋は立派な造作で見事な建物であるが、屋根や建具が一部変形していてそのままでは住むのは困難である。母屋や平屋は取り壊すが、2階建ての部分は大工さんも取り壊すのはもったいないというので、ここは残して、若夫婦のうち旦那さんが仕事でよく南相馬に来るので、宿泊に使いたいと言っていた。

・一般の参加者が非常に手際よく仕事をしていて、感心した

・レンタカーで手伝いができて、役に立った感がとてもあり、うれしかった。

・渡辺さんが色々な企画調整や手配などの用事で乗っていなかったが、全員で、皆の力で活動できるkfopで、充実したバスだった。

・来るたびにいろいろな家族の思いにふれることができ、身近に感じられる。

・素晴らしい庭。いつも庭木を伐ることが切なく思っていたが、今日は庭師の方が入っていた様子で、伐らなくてもよい日でよかった。戻られる予定だから?

・町の中に色が増えると活気づくと感じた。

・活動の中での気づきをバスの中で聞けることはとても貴重に思う。

・家財整理・処分とのことでも、やはり判断しかねるものが出てきた時、その度に依頼主さんに聞いている方がいた。まとめて取り置き、後ほどゆっくりと判断いただければと集めていたが、kfop以外のメンバーがいると・・・。屋内外作業がある時は、やはり活動リーダーがそれぞれにいないと、大変と思った。

・帰路のバスの中でリーダーマイクを二人の人に振ってお願いしたが、バススタッフをいろいろな方にしていただくのも良いかと思われる。 

 

■参加者アンケート

()内が有効回答数です。 

(1)参加のきっかけ 

A(13)福島でお手伝いしたかった 

B(00)街中掃除をしたかった 

C(03)日程や工程がよかった 

D(00)知人・友人に誘われたから 

E(00)その他 

(2)情報提供 

A(13)ちょうどよかった 

B(00)少なすぎた 

C(00)多すぎた 

(3)活動内容 

A(06)非常に満足 

B(06)満足 

C(00)不満 

D(00)非常に不満 

(4)活動時間について(遠慮なく) 

A(12)今回と同じが良い 

B(00)定時(16時)まで活動 

C(00)その他 

(5)今後もkfopのボランティア活動に参加しようと思いますか(遠慮なく)。 

A(12)参加したい 

・福島は他県と比べ、原発の影響で復興が遅れているため、少しでも貢献したい。

B(00)参加したくない 

(6)今回の活動について感想・意見・伝えたいこと(自由に) 

・長年使われた家財、思い入れのある品々を処分するお気持ちにふれながら、震災から受けた被害を改めて実感した。

・少しずつ小高の街中が生活感を感じられるようになってきて、うれしく思う。 

・良いお天気で、気持ちよく活動できた。

・ご依頼主とお話しできて、「家族だけではなかなか片付かなかったから、皆さんに来ていただいて本当に助かりました」と感謝の言葉をいただいた。

・今回はいろいろな人が役割を担い、とても温かなバスであった。皆さんの質の高さ、心遣いを感じた。

・活動では、こんな家・こんな人・こんな大変なことに触れ、震災と闘っている人がいることを考えさせられた。

・福島の現状を見に訪問して欲しい。旅行でもOK。できれば、年に1~2回でもよいので継続して。

・震災から約6年経過を迎えるが、風化が不安である。

・家の片付けは初めてだった。沢山の処分品に驚くとともに、大切なお品を処分しなければならない依頼主のお気持ちを思いました。新しい生活のため一歩踏み出されたのであろうが、今後も寄り添い、活動していきたい。

・大正時代に建てられた立派な家の片付け。母屋も広く、片付け後取り壊す予定とのことで、リフォームする建物には息子さんが戻るかもと。「片づけてもらって、さらに戻ろうと思った」と言っていただいてうれしかった。

・活動先での依頼主とkfopメンバーとの会話やバスの中でのふりかえりが大切な情報であり、参加者のやる気を高めてくれる。その喜びを如何にして一般の人々に伝えるか。如何にしたら情報発信力を高めることが出来るかが問題である。

・HPは広報の命。「活動様子」の叩き台作り程度ならお手伝いできるかもしれない。

(7)kfopの今後の活動に期待すること、ご自由にお書きください。

・ニーズのある限り活動を進めていただけたら大変うれしい。

・今後も長く続けていただきたい。3件

・是非、バスを出し続けてください。スタッフの皆さんに感謝。12月もバスが出るといいな。

・毎回の参加はできないが、また参加したい。バスを継続していただきたい。

・被災は過去形ではなく、進行形だと思う。

(8)アンケート回答者 

性別:女性(07),男性(08) 

年代:20代(00),30代(00),40代(02),50代(04),60代(06),70代(02) 

職業:会社員(06),自営(02),パート(01),家事(01),フリー(00),定年後フリー(03),その他(00) 

経験:初めて(00),2-3回(02),4-5回(01),6-9回(02),10回以上(08) 

 

収支

収入 支出
費目 計画 実績 費目 計画 実績
参加費※1 231,200 204,800 活動費※2 280,668 280,249
azbil みつばち倶楽部 49,468 62,649 - - -
目的寄付 - 12,800 - - -
収入計 280,668 280,249 支出計 280,668 280,249
収支 0 0

※1:参加費は確定の16人分の参加費です。

※2:活動費はバス代、高速代、バス運転手の仮眠所代、現地移動用レンタカー代

※3:ご支援金を活用させていただきました。

 

■最後に

現地に行き、福島の今を少しでも良いので知ってください。

活動の中で、現地の方のお話を少しでもいいので聞いてください。

 

私達は小さな団体ですが、皆様のご支援、ご参加により、活動を続けることができています。これからも続けていきます。多くのご参加、応援をお待ちしています。また、ご寄付でのご支援に感謝します。

 

引き続き、福島の元気に!

関心を持ち続けてください。