良子さんは福島県浪江町のご出身で、ご主人と南相馬市小高区で農業を営まれていましたが、2011年3月に発生した原発事故の影響で避難を余儀なくされ、神奈川県相模原市に避難されてきました。そして2017年4月、仙台に転居されることになりました。

良子さんは、避難生活を送る中で、新聞紙のカラーページを巧みに使って「ちぎり絵」を作り始めました。季節のもの、生き物、様々な素敵なちぎり絵です。避難されている方々の集まりで、ちぎり絵を披露されたのをきっかけに、県内の支援団体による定期的な「ちぎり絵と集い」の講師を担当されたり、「どんぐりの会」の中心的なメンバーとして活動されたりと、周りから「先生」と慕われる存在です。

交流のあった支援者の方が、神奈川にいらした証にと企画されたそうです。ご主人の趣味である写真も展示されているそうです。ぜひ、みなさんに見ていただきたいですね。

仙台でもお元気でお過ごしください。